私がレトロゲームの収集を辞めた理由

ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、PCエンジン、メガドライブなど

収集家というほどではありませんが、好きなレトロゲームを買い集めることを趣味としていました。

しかし、昨年でこれらの購入・収集はきっぱりと辞めて、

そのほぼすべてを手放したので、その理由と経緯について書き記したいと思います。

目次

レトロゲーム収集歴

90年代に小中学生として過ごした私にとって、ゲームは切っても切れない趣味の一つ。

最もはまったゲームはスーパーファミコンの「タートルズインタイム」で、

誰かと一緒に出来るベルトスクロールアクションが好きでした。

10年ほど前にふとタートルズインタイムがやりたくなり、

秋葉原にスーパーファミコンの本体とタートルズインタイムを買いに行ったときから、

本体やソフトを少しずつ購入するようになりました。

小学生の時に変えなかったものが、今は買える!ことが最高に嬉しかったのです。

ブックオフ、ハードオフ、古本市場、駿河屋など

様々な店舗に行き、レトロゲームを探し、

お宝を見つけたときの高揚感は何にも代えがたい喜びがありました。

一番興奮したのは、ゲームボーイ カラーの「マジカルチェイス」を発見したときです。

PCエンジンで発売されたシューティングゲーム「マジカルチェイス」の移植作で、

PCエンジン版も高いのですが、ゲームボーイカラー版はほぼ見たことがなくて、

かなりの金額でしたが、即購入しました。

週末や出張の合間にレトロゲームがおいてありそうな店に行き、

レトロゲームをあさるのが楽しくて仕方ありませんでした。

箱ピシのきれいなHAGANEを購入できた時は、うれしかったなぁ

レトロゲームは場所をとる

ソフトだけに手を出していたころはそこまで気にならなかったのですが、

本体に手を出すようになって、部屋の大部分をレトロゲームが占めるようになりました。

基本的に箱説付きを買っていたので、スーパーファミコン、ゲームキューブ、

PCエンジンDUO、メガCD、セガサターン、ドリームキャスト、プレイステーション2、Xbox

ゲームボーイ、アドバンス、ゲームギアと増えていき、

さらにはそれぞれの特殊コントローラーも集め始めてしまい、部屋には足の踏み場もない状況でした。

買ってもやらない

私は、レトロゲームが好きで、基本はプレイして楽しむ方ですが、

それでも30分もプレイすれば飽きてしまいます。

正直なところ、レトロゲームが今のゲームよりも面白いことはほとんどなく、

私がレトロゲームに追い求めていたのは

「子供のころの友達と一緒に遊んだあのわくわく感」だったと気づきました。

あの頃とおなじ時間はもう手に入らないので、

友人と遊ぶならスプラトゥーンのようなネットで出来る最新ゲームをやった方が楽しい

というのが正直な感想です。

また、遊ばなくとも「家にそのゲームがある」というだけでも楽しいという事実もあります。

しかし、私はどちらかと言うと誰かと一緒に遊ぶためにゲームを購入したいので、

飾っているだけでは満足が出来ませんでした。

これは初代Xboxの「スパイクアウト バトルストリート」を購入したときに強く思いました。

学生時代にゲームセンターでやりまくったスパイクアウトを家で出来るなんて最高じゃん!

と思って初代Xboxに10,000円、スパイクアウトバトルストリートに7,000円、

dead or alive 3 アーケードスティックコントローラーに3,000円をかけて購入しました。

すべてがそろってワクワクしながらゲームを開始しましたが、

やはりゲームセンターで遊んだ時のような高揚感はなく、

1時間もしないうちに遊ぶのをやめてしまいました。

このような感じで、ほとんどのゲームは購入しても大して遊ばず、

ただただ場所をとっていくだけとなったのでした。

絶対やらないのに購入したシリーズ1位はGAME CUBEのお遍路さんですね。

レア度は高いので、コレクターに取っては垂涎の品だと思いますが、

一度も遊ぶことはありませんでした。

ミニシリーズの存在

ファミコンミニの販売以降、様々なミニシリーズが発売されました。

私もPCエンジンmini、メガドラmini、ネオジオminiは購入しました。

正直、これで充分になってしまったというところもあります。

特にネオジオminiに入っているゲームは最高で、普通に集めようとすると数十万円必要なゲームが

たった1万円で出来てしまう上に、カセットを交換する必要もないので、

ネオジオminiだけは何度も遊んでいます。

メガドライブミニ2のたるルートくんは、頑張って全クリしました。

激ムズなアクションゲームで当時はクリアできなかったので、

こうして現代によみがえってくれるのは本当にうれしいです。

switchの存在

また、ニンテンドーの最新ゲーム機「switch」が最高すぎる、ということもあります。

コットンシリーズや雪ん娘大旋風、ゲバラ、奇々怪界など、往年の超プレミアゲームが数百円で楽しめます。

さらにファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイは

ニンテンドーオンラインに入会していれば一部の商品が無料で楽しめ、

さらに追加パックを購入すれば、64、ゲームボーイアドバンス、メガドライブが遊べるという最強仕様です。

スーパーファミコン、64、メガドライブはニンテンドーが純正でコントローラーを販売しており、

これらの出来も非常に良いので、購入をお勧めします。

もちろんswitchで出来ないゲームもありますが、

携帯もできるswitchは、最強のレトロゲーム機と言って過言ではないと思います。

あのファミコン高額ソフトランキング常連のギミックもswitchで遊べますし…

レトロゲームの異常な高騰

2020年前後に金額が大幅に上がったイメージのあるレトロゲームですが、

コロナ以降、さらに金額が爆上がりしています。

つい5年前まで、ジャンクコーナーで500円以下でよく見かけていた

ゲームボーイアドバンスSPが、現在は10,000円近い金額でやり取りされていますし、

もえプロのような、100円ジャンク常連のファミコンソフトも、1,000円を超えるようになりました。

一度、自分の持っているスーファミソフトをヤフオクに出してみたことがあるのですが、

3万円くらいいったらいいな、と思っていたところ、その倍以上の値段がついてしまい、

購入者の方に考え直すようにコメントを送ったことがあります。

また、新たに購入しようにも、以前の価格をしっているために、

現在の金額で購入する気にはなれません。

これまでに記載した通り、買ってもやらないことがわかっていますし、

それと共に収集への興味も薄れてきました。

試しに調べてみたら、当時私が3000円ほどで購入したHOOKが、

駿河屋で14,980円になっておりました。

た、たかい…

そして、ほとんどを手放した

結局、一部の本当に大切なソフトを残して、ほとんどを手放しました。

高額ソフトはすべて手放しました。

今持っているのはどこでも買えるようなソフト10本ほどあるのみです。

恐らくこれらも近いうちに手放すと思います。

Teenage Mutant Ninja Turtles: The Cowabunga Collection がswitchで発売されたので、

タートルズインタイムとスーパーファミコンも手放して問題ありませんし、

あとはセガサターンのXmenやマーヴル・スーパーヒーローズ、私立ジャスティス学園などの

対戦格闘シリーズが移植されれば、セガサターンも手放します。

PSのソフトを遊ぶためにPSvitaは取ってありますが、これももしかしたら不要なのかも知れません。

結論、switchを買おう

レトロゲームを遊びたいなら、switchが最強です。

クレイジークライマーをswitchでやったときは、

コントローラーのぴったり具合に思わず笑顔になりました。

アーケードアーカイブスではファミコンの廉価版ではなく、

ゲームセンターで遊んだ内容がほとんどそのまま遊べます。

switchで出ていないゲームを遊ぶのはいったん我慢して、

switchで遊べるゲームを遊びつくしましょう!

レトロゲームを買って、リサイクルショップにお金がまわるより、

switchで現行のゲームを買って、ゲーム業界に潤ってもらえば、

やりたいレトロゲームが再販されるかもしれませんよ!

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この記事を書いた人

旅、読書、漫画、レコード、音楽、楽器、釣り、プラモ、ガレージキット、ぬいぐるみ、電子工作、ゲーム、レトロゲーム、片付け、ガジェット、金融、ビジネス、株など、趣味が多すぎる男。
実際に体験したことだけを書く、誠実な男。

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