ガムケンシスが根腐れしたときに私が失敗したこと

私は塊根植物の中でガムケンシスが一番好きです。

しかしタコモノは非常に育成が難しく、枯らしてしまった経験もあります。

今回は、根腐れの対処に失敗した話を共有します。

販売者からのアドバイスを受けながら対処したものの、思わぬ結果となってしまいました。

この経験を通じて得た教訓や反省点を詳しくお伝えし、

皆さんが同じ過ちを繰り返さないように役立てていただければと思います。

目次

根腐れの発見と対応の決断

ヤフオクで購入したガムケンシスを植え替えようとした際、根が黒く変色していることに気づきました。

販売者に写真を送って確認したところ、根腐れの可能性が高いとの返答がありました。

販売者は返金対応を提案してくれましたが、

今後のために自分で処置方法を学びたいと考え、

アドバイスを受けながら対処することに決めました。

販売者のアドバイス

販売者から教わった根腐れ対策は以下の通りです

  • 根元が固いなら復活の可能性がある
    根元がまだ固ければ、植物が完全にダメになっていない可能性が高いとのことでした。
  • 黒い部分は清潔なカッターで取り除く
    黒く変色した部分を取り除くことで、根腐れの進行を防ぎます。
  • 切った部分にはベンレートを粉のまま塗り、完全に乾燥させる
    切り口にベンレートを塗り、2週間程度完全に乾燥させることで、細菌やカビの侵入を防ぎます。
  • オキシベロンやライゾーなどの発根促進剤に12時間漬ける
    発根促進剤に漬けることで、新しい根の成長を促します。
  • ルートンを筆で塗って土に植える
    発根促進剤を塗った後、ルートンを使って植え付けを行います。
  • 植え付けた後は水やりと乾燥を繰り返す
    適度な水やりと乾燥を繰り返すことで、根が健全に成長する環境を整えます。

処置の結果

上記の通りに処置をしましたが、ガムケンシスは枯れてしまいました

失敗の原因と反省点

失敗の原因として、次の点が挙げられます:

切る部分が予想以上に多かった
黒くなっている部分が根元の方まであり、全てを取り除くと、根はほとんどなくなってしまいました。

ベンレートを塗った後、乾燥させすぎた
2週間程度乾燥させた方が良いと言われ、その通りに2週間乾燥させました。

乾燥させすぎたことで、切り口が固くなりすぎ、新しい根が出にくくなりました。

気温や湿度などの状況を見て切り口が乾燥したら植え付けて良いと思います。

また、以下の反省点もあります:

焦りすぎてすぐに処置を行った
落ち着いて状況を見極めず、すぐに対処に入ってしまいました。

黒い部分が本当に根腐れだったのか確認不足
今考えると、黒い部分は根腐れではなく、単に古い根だった可能性があります。
この時は植物を腐らせた経験がなくわかりませんでしたが、
植物が腐る場合、中身がなくなったようにスカスカになったり、
押したらへこむぐらい柔らかくなったりします。
この株は根も含めてまったく柔らかくなっていませんでした。
今考えるとただの古い根で、木材の死節のような状態だったのではないかと思います。

今おなじ株を手に入れたときに「切るか?」と聞かれたら、絶対に切りません

恐らくそのまま植えて様子を見ると思います。

今後の改善策

今後同じような状況に直面した場合、以下の点を改善したいと思います:

  • いきなり切らずに様子を見る
    まずは通常の管理を続け、状況を観察することが大切です。
    自分で判断できない場合、知り合いに見てもらうということも考えたいです。
  • 腐りが進行してから判断する
    腐りかも?という状況では判断せずに、いったん様子を見て
    確実に根腐れだとわかってから対処を進めるべきです。
  • 根を切るのは最終手段とする
    根がなくなるほど切るのは、他に方法がない場合の最終手段です。
    植物に大きなダメージを与えてしまうので、復活させられない可能性が大きいです。
  • 接ぎ木や挿し木の選択肢を検討する
    根腐れが進行して完全にダメだと思ったら、
    接ぎ木や挿し木などの方法で何とか生きながらえさせる方法も検討したいです。

まとめ

ガムケンシスの根腐れ対処において、焦らずに落ち着いて状況を見極めることが重要です。

経験不足からくる過ちはどうしても起きてしまいます。

焦ってしまうこともあると思いますので、まずは落ち着いて、

柔らかくなっているかどうかを確認してください。

柔らかくなっていなければ、いきなり切る判断はしなくて良いと思います。

失敗から学び、次に活かすための教訓を胸に、今後もガムケンシスの育成に挑戦していきます。

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この記事を書いた人

旅、読書、漫画、レコード、音楽、楽器、釣り、プラモ、ガレージキット、ぬいぐるみ、電子工作、ゲーム、レトロゲーム、片付け、ガジェット、金融、ビジネス、株など、趣味が多すぎる男。
実際に体験したことだけを書く、誠実な男。

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