エアーブラシでファレホ(vallejo)を使う方法

私はシンナーのにおいが苦手で、
ラッカー塗料が使えないため、
ガレージキットを水性塗料で塗装しています。

使用している塗料は主にファレホです。

私がファレホをエアーブラシで使用する際に、気を付けていることをまとめました。

目次

エアブラシでファレホを使用する場合の注意点

ファレホをエアブラシで吹くには、
ラッカー系を使用する場合と違うことがいくつかあります。

エアブラシでファレホを使う際に気を付けた方が良いことをお伝えします。

  • うがいは絶対しない
  • 塗装する際は、エアブラシカップに蓋をする
  • ファレホのインプルーバーとエアブラシシンナーの両方を使用する
  • 掃除にはアルカリ電解水を使用
  • 王冠タイプのエアブラシは使わない

一つずつ説明しますね。

うがいは絶対しない

ファレホをはじめとする水性塗料を使う場合、
うがいは厳禁です!

理由は水性塗料は空気に反応して固まるから

うがいをすると塗料が空気に触れるため、
塗料は固まりやすくなります。

ラッカー塗装の癖で詰まるとうがいをしたくなると思いますが、逆効果です。

詰まったときはうがいをするのではなく、
エアーブラシの先をアルカリ電解水につけるか、
ニードルを取り出して洗った方が良いです。

塗装する際は、エアブラシカップに蓋をする

エアブラシカップに蓋をする理由は
うがいと同じで
「空気に触れる時間を少なくする」ためです。

うがいをやめて、蓋をすれば、
ファレホは水でも吹けます。

うがいをやめる、カップのふたを閉める
この2つに気を付けるだけで、
激的に吹きやすくなりますので、
ぜひ試してみてください。

インプルーバーとエアブラシシンナーを使用する

さらに吹きやすくするのであれば、

ファレホ専用インプルーバーエアブラシシンナーをお勧めします。

インプルーバーは塗料の渇きを遅らせる効果がありますので、

私はカップの中に塗料を入れる前に
インプルーバーを一滴入れるようにしています。

エアブラシシンナーは塗料と1:1
もしくは1:2で混ぜて使用しています。
ファレホAirという塗料を使うときはエアブラシシンナーはほぼ不要です。

これで詰まりはほぼ0になります。

掃除はアルカリ電解水と筆を使う

最後は、掃除の方法です。

ラッカーの場合、ツールウォッシュでうがいしますが、ファレホはもっと簡単です。

私のやり方は以下の通り。

  1. カップに水を入れて塗料がなくなるまで吹く
  2. アルカリ電解水をカップに入れる
  3. 筆でカップの底をかき混ぜる
  4. アルカリ電解水がなくなるまで吹く
  5. エアブラシの先端を筆でゴシゴシ
  6. 再度アルカリ電解水を入れて、水がなくなるまで吹く
  7. 水を少量入れて、水がなくなるまで吹く
  8. カップをキムワイプで吹く

以上です。

アルカリ電解水と筆だけで簡単にきれいになります!

ツールウォッシュと違って、廃液を気にする必要もありませんので、
めちゃくちゃ楽です。

それでもなんか詰まってるなーと感じるときは、
分解してニードルをアルカリ電解水で拭いてください。

これだけで簡単に詰まりが取れると思います。

もしどうやっても詰まる場合は、
圧力が足りていないか、
王冠タイプのエアブラシを使っていると思います。

王冠タイプのエアーブラシは使わない

王冠タイプは王冠部分に塗料が付着しやすく、
詰まり、バブりの原因になるので、
水性塗料では使わない方が良いと思います。

それでも塗料が詰まるとき

上記のやり方でも、塗料が詰まりやすい状況があります。

それはおなじ塗料を大量に使うとき

水性塗料は、ラッカー塗料に比べて、
固まるのが早いため、どれだけ気を付けていても、
カップ内の塗料が多いと塗料が詰まります。

また、洗浄をせずに、
塗料をつぎ足して使用すると詰まります。

そのため、大量に塗料を使う場合でも、
こまめにエアーブラシカップの清掃が必要となります。

ファレホ使いにおすすめのエアーコンプレッサー

私は、NITRO-COMP v2というエアーコンプレッサーを使用しています。

最大0.4MPaの風圧がありますので、
水性塗料でも問題なく吹くことができます。

タンク付きで音が少ないこともありがたいです。

NITRO-COMP v2(ニトロコンプ)については、
下記に詳細なレビューを書いているので、
気になる方は一度ご覧ください。

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この記事を書いた人

旅、読書、漫画、レコード、音楽、楽器、釣り、プラモ、ガレージキット、ぬいぐるみ、電子工作、ゲーム、レトロゲーム、片付け、ガジェット、金融、ビジネス、株など、趣味が多すぎる男。
実際に体験したことだけを書く、誠実な男。

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