【塊根植物の土】思考錯誤した結果、鶴仙園の土が最強かもしれない

2023年の夏から始めた新たな趣味「塊根植物」

パキポディウム、ユーフォルビア、ドルステニア、オトンナなど
様々な植物を購入して、それぞれの育成に合う土を探してきました。

成長に合わせた土を考えたり

高級な専用土を購入したり

ブログには書きませんでしたが、
配合を考えてオリジナルの土を作ったりもしました。

そんな私が最終的にたどり着いたのが、
園芸店「鶴仙園(かくせんえん)」さんの土です。

鶴仙園の土で元気に育つユーフォルビアガムケンシス
目次

自分に必要な土とは?

土について考える前に
「自分は植物にどうなってほしいか」を考える必要があります。

例えば
・ただ元気でいてほしい
・早く大きくなってほしい
・塊根部分をとにかく太らせたい
・根張りを強くさせたい

など、自分の理想によって土も変わってきます。

ネットにある土に関する情報のほとんどは、
「成長を早めること」を目的としていると思われます。

販売を目的にするなら早い成長は大事ですが、
私はあくまでも観賞を楽しみたいライト勢なので、
「植物に腐らず元気でいてほしい」です。

また、ライト勢として、
自分で土を作ることも、過度に高価なものも継続が難しいと気付きました。

そんな時に出会ったのが「鶴仙園(かくせんえん)」さんの土です。

鶴仙園の土とは?

鶴仙園さんは、池袋のヨドバシHD池袋ビル 9階屋上(旧西武百貨店)にあるお店。

ブログでほぼ毎日入荷情報を掲載しているので、
これを見るだけでも楽しいです。

鶴仙園の土は、このお店が販売している、
サボテン・多肉植物用の土です。

鶴仙園の土を写真に撮るとこんな感じ↓

オリジナル培養土として「サボテン・多肉用培養土」という名前で売られています。

赤玉土、鹿沼、日向、もみ殻くん炭、堆肥などが使われています。
サイズはすべて小粒程度。
内容は時期によって変わるようです。

土の構成が私が理想としているものに近く、
小粒サイズと言うのも使いやすくて気に入っています。

微塵(みじん)抜きをするともみ殻くん炭も一緒に流れてしまうので、
私は微塵抜き後に自分で炭を加えています。

必要に応じてパーライトやゼオライトを加えることもできます。

鶴仙園の土の良さ

安い

まず、安いです。

2L500円未満で購入できます。
ネットからも送料別途で購入できます。

池袋まで行く交通費と時間を考えたら、
ネットで購入してもじゅうぶん安いです。

手軽&汎用性

土の構成が理想に近く、サイズも小粒で、
どの植物にも使いやすいです。

赤玉土が強く(おそらく2本線)、
1年たっても土が崩れません。

似た土としてネットやホームセンターでも買える
塊根植物の土粒状かる~い培養土観葉植物の土などがありますが、
どれも赤玉土が脆く、土を変える頻度を多くしなければならないため、
私の育成にはあまり向いていませんでした。

植え替えによるダメージをできる限り植物に与えたくない

また、サボテン、多肉、コーデックスなど幅広い植物に使用できます。

以前購入したSAPGの土は、私がメインで育てているユーフォルビア系には合わず、
種まき用土にも向いていませんでした。
SAPGは、我が家ではパキポとオトンナ専用土として使っています。

鶴仙園の土は、種まき・生育どちらにも使え、
これ一つで育成すべてをまかなえそうです。

鶴仙園の土で元気に育つフォーカリア

タコモノ(ガムケンシス)で実験

鶴仙園の土とそれ以外の土を使って、
ガムケンシスの育成を比べてみました。

どれか一つだけ鶴仙園の土を使っていますがわかりますか?

正解は右上です。

他は私のオリジナル用土や市販の土に手を加えたものです。

右上のガムケンシスだけが、冬の間もダメージを一切受けず、
春になった瞬間、花が咲き乱れています。

他は冬にある程度ダメージを受けているので、
春のスタートダッシュが少し遅れています。

また、ダメージを受けすぎて枯れたものもあります。

個人的にガムケンシスを育てるなら
万年青(おもと)鉢に鶴仙園の土の組み合わせが最強だと思っています。

特にタコモノは植え替えでダメージを受けやすいため、
頻繁に植え替えたくないので、赤玉土の強さが重要です。

まとめ

いろいろと頭を悩ませてきた塊根植物の土に関する問題ですが、
鶴仙園の土を使用することで、解決できそうです。

今後も使用を続けて、経過をお伝えしたいと思います。

2025年10月現在、ほぼすべての植物の土を鶴仙園の土に変更しました。
これまでに比べて夏に朽ちる植物が減ったと感じています。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

旅、読書、漫画、レコード、音楽、楽器、釣り、プラモ、ガレージキット、ぬいぐるみ、電子工作、ゲーム、レトロゲーム、片付け、ガジェット、金融、ビジネス、株など、趣味が多すぎる男。
実際に体験したことだけを書く、誠実な男。

目次