夏休みに家族で鴨川シーワールドホテルに宿泊してきたので、
鴨川シーワールドホテルの特典やかかった費用などをお伝えします。

鴨川シーワールドホテルの基本情報
まずは鴨川シーワールドホテルの基本情報から。
鴨川シーワールドホテル
住所:〒296-0041 千葉県鴨川市東町1464−18
客室数:71室
建物:B1F~5F
大浴場:あり
プール:あり
食事:朝夜バイキング
専用駐車場:あり
飲み物:ポットに氷入りの水あり
ケトルあり
■アクセス
・電車「JR安房鴨川駅」から徒歩20分。
※無料送迎バスあり
・車「君津インターチェンジ」から約50分。
一番の特徴は「家族向け」の宿泊施設であること。
特に小学生以下の小さなお子様がいる家族向けのホテルなので、
子ども向けの施設が豊富です。
バイキングには離乳食も用意してありました。
逆に言うと、デートや大人だけの宿泊には不向きかもしれません。
また、職員も宿泊者も日本人が多く、
私が宿泊した際は、海外の方は0名だったように思います
そしてとてもレトロです。
1970年代に作られたホテルなので、とても新しいとは言えません。
全体的に薄暗く、昭和の雰囲気が漂います。
しかし、清掃は行き届いており、汚いという印象は受けませんでした。
古い、というだけです。

鴨川シーワールドホテルの特典
鴨川シーワールドホテルに泊まった人だけが受けられる特典は大きく3つ
・鴨川シーワールドのフリーパス
・夜の水族館体験
・朝の水族館散歩
これらに魅力を感じる方は鴨川シーワールドホテルがおすすめです!
それぞれを詳しく説明しますね。

鴨川シーワールドのフリーパス
鴨川シーワールドホテルに宿泊すると、
チェックイン日からチェックアウト日まで使える鴨川シーワールドのフリーパスがゲットできます。
チェックイン日の朝9時にフロントで受付をすれば、
チェックアウト日の鴨川シーワールド閉演までずーっと遊べます。
ホテルからは専用の自動ドアを抜けて鴨川シーワールドに入れます。
このドアは一般の入場口よりもシャチのいる「オーシャンスタジアム」に近いので、
シャチのショーを一番いい席で見たい方には最高です。
また、ホテルにはプールやシャワーもあるので、
シャチのショーでずぶぬれになった後も、
すぐにホテルに戻って着替えたり、シャワーを浴びたりすることが出来るのは良いですね。
夜の水族館体験
閉園後の鴨川シーワールドを探検できる、
「夜の水族館体験」に参加できます。
≪参加費≫
大人:600円
子供:300円 ※3歳以下無料
19:30にホテルロビーに集合して出発、
20:20にホテルに戻ります。
人数が多い場合は2部制になるようです。
私が行った際は、下記の水槽を見ながら、
飼育員さんがその生態を説明してくれました。
・トド
・セイウチ
・アザラシ
・シャチ
・ペンギン
夜は生態も寝ているのでライトはNG。
普段は見ることができない夜の生態を見られる体験は最高でした!
しかしながらシャチとペンギン以外はほとんど見えなかったので、
シャチ大好きな方や水族館ガチ勢以外はちょっとがっかりするかもしれません。

朝の水族館散歩
開演前の鴨川シーワールドを散歩できる、
「朝の水族館散歩」に参加できます。
≪参加費≫
大人:800円
子供:400円 ※3歳以下無料
08:05にホテルロビーに集合して出発、
08:50にホテルに戻ります。
人数が多い場合は2部制になるようです。
夜と同様に飼育員さんが生態の説明をしながら水族館を案内してくれます。
私が行った際に見れたのは以下です。
・トド
・セイウチ
・アザラシ
・シャチ
・イルカ
・ベルーガ
・クラゲ
・ウミガメ
・エコアクアローム
・コーラルメッセージ
飼育員さんが掃除をしている姿を見られたり、
誰もいない朝の水族館を見られるので、
夜よりも満足度が高かったです。
参加者は40人程度だったので、
本当にゆっくり見られて、
聞きたいことを直接飼育員さんに聞けて、
とてもよかったです。

今回は夜と朝、両方に参加しましたが、
どちらかで悩んだら断然朝をオススメします。
宿泊したお部屋
今回宿泊したのは「特別室 401」というお部屋です。
公式サイトから予約しました。
全館に2部屋しかない鴨川シーワールドに面した角部屋で、
窓から鴨川シーワールドが見えるのが特徴。

窓からシャチのショーも見られます。

ほかの部屋よりも1万円ほど高かったですが、
いつでも水族館を見られるのは最高でした。
また特別室はアーリーチェックインかレイトチェックアウトが選べます。
私はレイトチェックアウトを選んだので、11時までお部屋を使うことが出来ました。
お部屋はリノベーションされていてきれいでした。


部屋からは日の出もきれいに見えました。

冷蔵庫にはサービスのフルーツ盛りが入っていました。

バイキングについて
朝と夜はバイキングがついています。
お客さんが多かったので写真は撮れませんでした。
夜のメインは下記の3品
・お刺身のぶつぎり
・ローストビーフ
・お寿司(まぐろ、ローストビーフ巻き、たまご)
これ以外にカレーや肉料理、サラダ、デザート、アイスなどがありました。
また、バイキング以外にも別でお刺身の盛り合わせ等も注文できます。
夜はがっつりお酒を飲んでいる人も多かったです。
ポテトやからあげ、うどんもあり、子どもが食べられるメニューが多かったです。
ただ、鴨川と言うことで魚介に期待していたので、
魚介が食べたい人は別料金で注文しないといけないのはちょっと残念でした。
朝のメインは
・フレンチトースト
・刺身のだし茶漬け
朝もサラダからシリアル、デザートまで豊富に用意されていました。
持ち帰りのコーヒーがあるのはうれしいポイント。
しかし、お食事が良くてまた来たい!と思うほどのメニューではありません。
あくまでも子どもが中心に食べられて、
親もちょっとうれしい、というメニューでした。
今回の旅行でかかった費用
ホテル代(1泊2日):112,238円
朝の水族館散歩:2,400円
夜の水族館探検:1,800円
ディスカバリーガイダンス:2,550円
レストランOCEAN:5,590円
シャチくじ:3,600円(1,200円*3回)
イルカくじ:2,000円(1,000)円*2回)
かき氷:1,350円(450円*3)
タコ焼き:400円
お土産:3,000円
合計:134,9925円
ホテル代に朝と夜の食事バイキングが含まれていたので、
そこまでお金を使いませんでした。
水族館内でほぼすべて完結するので、
食事とお土産以外でお金を使うこともなかったです。
丸二日間家族で旅行してこの金額なら、
妥当ではないかと思います。
反省をもとにしたオススメスケジュール
鴨川シーワールドホテルに宿泊して、
こうしておけばよかった~、と思うことが多々あったので、
おすすめのスケジュールを考えてみました。
【1日目】
12:00 昼食を食べた後チェックイン
12:30 イルカのショーを見学
12:50 ディスカバリーガイダンスでイルカにタッチ
13:00 鴨川シーワールド内を見学
14:00 レストランOCEANで軽食
15:00 シャチショーを見学してびしょびしょになる
15:30 びしょびしょのままホテルのプールへ
16:00 目の前の海岸で遊ぶ
17:00 ホテルの大浴場に入る
18:00 レストランでバイキング
ポイントは昼食を食べてからチェックインすること。
鴨川シーワールド内はレストランとフードコートがありますが、
お昼時は行列が出来ています。
昼食を食べてから中に入るのがおすすめです。
シャチを見ながら食事を楽しめるレストランOCEANは
14時を過ぎるとほとんど待ちなしで入れました。
朝は11時前ならほぼ列はありません。
どうしてもOCEANに行きたいなら11:00-14:00を避けて計画を立てるのがおすすめです。

15:00のシャチショーはめちゃくちゃ混むので、
良い場所で見たいなら1時間前から場所をとる必要があります。
しかし、ホテル宿泊ならガンガン濡れて大丈夫なので、
OCEANで食事をして、ショーの30分前に前方のびしょぬれ席に座ればいいと思います。
【2日目】
07:00 バイキングで朝食
08:00 朝の水族館散歩
08:50 チェックアウト
09:00 鴨川シーワールドに入館し、シャチショーの場所取り
10:00 シャチショー見学でびしょぬれになる
10:30 ホテルに戻ってプールでシャワー&着替え
11:00 アシカ、アザラシの餌やり見学
12:00 ベルーガショー見学
13:00 鴨川シーワールドを出発
シャチショーは朝一の回が最もすいているので、
はじめのショーを一番前の席で見るのがおすすめ。
ショーは1日4回あるので、はまれば全部の回を見るといいと思います。
前方の席はとんでもなく濡れるので、着替えは必須。
ホテル宿泊の方は水着で行くのが良いと思います。
個人的には各日程1回ずつシャチのショーを見られればOKなので、
早めに出発して、ゆっくり帰りたいな~というスケジュール感です。
もう一度泊まりたいか
これはもう、シャチやイルカのショーにはまるかどうかで決まります。
正直、我が家はそこまでハマらなかったので、
もう一度泊まることはないと思います。
しかし、シャチショーが楽しくてまた見たい!という方には、
本当におすすめのホテルでした。
びしょびしょに濡れても安心、というのは最高!
