タイトルのままなんですが、
子育てをして感じた経験談です。
子どもが小さいうちは、
電子書籍よりも
紙の本の方が良いです。
紙の本は、何が”良い”のか
紙の本の何が良いかと申しますと、
単純に紙の方が読みます。
我が家がそうだっただけ、
という可能性もありますが、
紙でおいているときと、
電子書籍を入れたタブレットを置いているとき、
どちらの方が本を読むかというと、
ほぼ100%紙の本を読みます。
私は本が好きなので、
子どもが生まれた当時、
家に5000冊ほどの本がありました。
漫画、小説、図鑑、絵本、写真集など
様々な本があったのですが、
子供が生まれたときから電子書籍に移行し、
ほとんどの本を処分しました。
Kindleを購入し、その便利さに感動を覚え
「子供もKindleで本を読むだろう」と思っていたのですが、
絵本にしても、図鑑にしても、
子どもが興味を示すのは紙の本でした。
これは小学生になってもかわらず、
何千冊という漫画が収められている、
Kindleが入ったタブレットを
「自由に使って良いよ」と与えても、
ほとんど触ることもありませんでした。
たまに「Dr.Stone読みたい」などと言って
タイトル指定の時はタブレットを使うのですが、
紙の本ほど繰り返し読むことはありませんでした。
紙の本と電子書籍の違い
単純な話ですが、
紙の本の「そこに存在する」という事実が、
子どもにとってはわかりやすいのだと思います。
電子書籍の大量の本の中から読みたいものを探すよりも、
そこに本として存在している紙の本の方が
手に取って、読み始めるまでのプロセスが少なく、
子どもにとっては利便性が高いのではないでしょうか。
実際に、電子書籍の「鬼滅の刃」と
紙の「地獄先生ぬ~べ~」では、
圧倒的に「地獄先生ぬ~べ~」を読んでいました。
電子書籍の「名探偵コナン」よりも
紙の「名探偵コナン歴史まんが」の方を読みます。
充電する必要もなく、
続きをダウンロードする必要もなく、
手に取ればすぐに読める、
場所をとること以外は、
紙の本が完全に勝っています。
今では子供たちも小説を読むようになりましたが、
これも電子書籍ではなく、紙の本で読んでいます。
電子書籍以外の誘惑
あとは、Kindle等のアプリが入っているタブレットには、
電子書籍以外の強烈な誘惑があるというのも大きいと思います。
タブレットを使うなら
本を読むよりもYoutubeやゲームをやる方が楽しいのでしょう。
本の魅力はゲームや映像コンテンツには負ける、ということは往々にしてあると思います。
紙が絶対良いと言いたいわけじゃない
我が家は紙の方が本を読んでくれましたが、
子どもによっては電子書籍の方がたくさん読む子もいるでしょう。
そういう子は電子書籍で良いと思います。
小さなタブレットの中に図書館があるのと同じなので、
どんどんいろんな本を読んで吸収してくれると嬉しいですよね。
私も子どもに読んでほしい漫画や小説が山のようにあったのですが、
ほとんど手放してしまったので、
今は子供が教えてくれる新たなコンテンツを
購入したり、図書館で借りたりして、一緒に楽しんでいます。
今親子ではまっているのは「魔入りました! 入間くん」です。
1-3巻はAmazon Kindleで無料なので、ぜひお試しください。
まとめ
まとめと言うほどのことではありませんが、
個人的な意見として、
子どもに本を買ってあげるなら、
電子書籍より紙の本をお勧めしますよ、
というお話でした。
以上!