子どもに必要なのは“暇な時間”ではないかと考える

わが子たちを見ていて、

最近の子どもには暇がないな

とふと思いました。

自分の子どもの頃は暇で暇で仕方なくて、
無意味に逆立ちしたり、書棚にある親の本を読み始めたりしたものですが、
現代は、スマホとサブスクの登場で、
生活の中に「暇な時間」が無くなりましたよね。

テレビで見たい番組がなければ、
TverやNetflixで見たい番組を探せば、
永遠に何かを視聴できます。

さらにyoutubeやinstagram、tiktokなどのSNSのショート動画は、
数秒の隙間にも入ってきて、
1秒の暇さえ作らせなくなってきました。

全然なにもしてないのに、
全く暇そうではないわが子に、
ちょっとびっくりしました。

目次

暇がないことで奪われるもの

暇が消えて、常にテレビやスマホの画面を見ることになって奪われるものが

暇だからやってみよう

というマイナスからくる挑戦への圧力です。

例えば
・今まで読んでいなかった本を読む
・折り紙をおる
・教科書をもう一度読み返してみる
・筋トレをする
・落書き
・観葉植物の葉っぱの数を数える
・天井のシミの形を見て想像する
・なんとなく出かけてみる
など、暇がなければやらないけど、
暇だからやってみる、という気になるものは意外と多いと思います。

暇で暇で仕方がないから、その暇を埋めるために
新たな挑戦をする
、ということが、意外と重要ではないかと、
子どもたちを見ていて思いました。

また、

ぼーっとする時間

も圧倒的に不足しています。

ぼーっとする=リラックスでもありますが、
考える時間、自分と向き合う時間でもあります。

現代は、暇がなさ過ぎて
ぼーっとする時間が圧倒的に不足していると思うのです。

暇を作り出す方法

PCやスマホを捨てれば、
暇は簡単に作り出せますが、さすがにそれは難しいと思います。

私が試した中で一番良かったのは、
スマホからSNSを削除する、です。

アカウントは削除していないので、PCからは見ることが出来ます。
しかしスマホからSNSが見られないようにすることで、
数秒の隙間にスマホをチラ見することがなくなりました。

ショート動画やSNSの情報は大して大事ではない場合が多いので、
数秒の隙間にまで詰め込む意味はほぼありません。

1日10分程度眺めるだけでじゅうぶんです。

PCをひらいてSNSを見ることは、数秒の隙間時間ではできないので、
自然とSNSから離れることが出来て、暇な時間、ぼーっとする時間ができます。

スマホを玄関に置く

また、スマホの充電器を玄関におく、というのもありだと思います。

家にいる間、スマホを手元に置かないことで、
無駄にスマホを触る時間を減らせます。

手元になければスマホを見ることもないので、
少しずつスマホから離れることが出来ます。

スマホアプリに使用タイマーを付ける

Android、iphoneのどちらも、
アプリに使用タイマーを追加することが出来ます。

例えばInstagramの1日の使用時間を10分に設定すれば、
10分使うとロックを解除しない限り、
その日はInstagramを使用できなくなります。
※この時、ロック解除は顔認証、指紋認証にしない。

強制的にアプリを使えなくすることで、暇な時間をアプリでつぶすことがなくなります。

自分で試した結果どうなったか

SNSやサブスクから距離を置いたことで、
圧倒的にインプットとアウトプットの時間が増えました

このブログを書き始めたこともそうですし、
読書量は数倍に増えました。
大学の社会人講座を受講したりもしています。

その他、趣味の活動も増え、知り合いも増えました。

3Dデザインに挑戦してみたり、
ソーイングをしてみたり、
レザークラフトをしてみたり、
これまでに全く予想もしていなかった活動をし始めることが出来ました。

子どもは、スマホやテレビの使用時間を制限しましたが、
学校のタブレットや塾用のタブレット、Swichなど、ありとあらゆる方法を使って、Youtubeなどのアプリを見ようとしています。

これはいたちごっこですが、
そうやって抜け道を探すことも一つの暇つぶしだと思います。

暇な時間を作って、新しいことに挑戦してみませんか?

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この記事を書いた人

旅、読書、漫画、レコード、音楽、楽器、釣り、プラモ、ガレージキット、ぬいぐるみ、電子工作、ゲーム、レトロゲーム、片付け、ガジェット、金融、ビジネス、株など、趣味が多すぎる男。
実際に体験したことだけを書く、誠実な男。

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