Swich Botスマートロックの指紋認証パッドがあまりにも最高すぎて
下記のような記事を書いたのですが、
1年経った現在、Swich Botスマートロックを使うのはやめました。
指紋認証パッドが最高という認識は、
今でも変わっておりません!
しかし!!
Swich Botスマートロックに色々な問題が出てきてしまい、
Swich Botスマートロックを使うのはやめて
以前使っていたQrio Lockに戻したので、
その経緯を説明したいと思います。
スマートロックを購入する際は、磁石での取り付けをお勧めしています。
特に下記の磁石がおすすめです↓
Swich Botスマートロックの使用をやめた理由
理由は単純に
「Swich Bot スマートロック」でカギが開かなくなったから
使用し始めて数カ月は快適に使えていました。
しかし半年経った頃から、開錠時にひっかかり、
カギが開かない、というエラーが頻発するようになりました。
↓開けるのに失敗してエラー報告がスマホに送られてくる
カギの開け閉めは1日に何度も行うので、
カギが開かないのはすごくストレスを感じました。
2度、3度と指紋認証をしてもあかず、
最後にはあきらめて結局物理キーを取り出して開ける、
という日々を送っていました。
Swich Bot スマートロックが開かなくなるいくつかの原因がありましたので、報告いたします。
原因1:シリンダーとSwich Botスマートロックのかみ合わせ
スマートロックは、
カギのつまみをスマートロック本体で挟むことで、カギの開閉をします。
↓赤丸の部分でカギのつまみをはさむ
この挟む部分のサイズが、我が家のカギとSwichBotスマートロックではあっておらず、
微妙な隙間が出来ていました。
何度もカギの開け閉めを行う間にそのずれが大きくなっていく、
というのがカギが開かなくなる原因です。
この部分はサイズが3種類用意されているのですが、
細かな調整は出来ないので、
自宅のカギに合わない場合は、おそらくどの家庭でも同様の問題は起こると思います
以前使っていたQrio Lockはこの部分が強くて硬いため、
ずれが発生しませんでした。
また高さが細かく調整できるようになっており、
これにより、シリンダーとがっちりかみ合います。
原因2:パワー不足
これはQrio LockとSwich bot スマートロックの両方を使うとすぐにわかるのですが、
明らかにSwich bot スマートロックは鍵を開けるパワーが弱いです。
Qrio Lockではスムーズに開く鍵も、
Swich bot スマートロックでは無理して開けているような挙動になり、
それにより少しずつ鍵がずれているように思います。
原因3:気温
何が原因かはわかりませんが、
SwichBotスマートロックの開錠は気温にかなり左右されます。
気温が低ければ低いほど開錠時にエラーが出やすくなります。
※湿度が低いことが原因かも?
大体外気温が15度を下回ると動きが鈍くなってくるので、
10月ごろから不調を感じ始める方が多いと思います。
1年以上使った結果、
夏は比較的問題なく使用できますが、
冬は全然開錠できません。
調整機能付き、パワーがアップしたSwichBotスマートロックPro発売!
SwichBotスマートロックに上記のような症状が出て困っていたところ
カギとのかみ合わせ調整機能がついて、カギを開ける際のパワーがアップした
SwichBotスマートロックProが発売されました!
さらに電池の持ちも、180日→260日にアップ!
電池も専用電池から単3電池になりました。
早速購入して付け替えました!
しかしSwichBotスマートロックProも同じ症状が出て、
カギが開かなかったため、
Qrio Lockに戻すことを決めました。
SwichBotスマートロックProの気を付けるべきところ
SwichBotスマートロックProを
実際に使用し、気を付けるべきと感じたところをお伝えします。
アタッチメントの無段階調整機能が良くない
Proになってからカギのつまみ部分のアタッチメントが無段階調整になりました。
これが最悪の結果を招いています。
動画で見るとわかりやすいと思うのですが、
カギのつまみ部分をゴムのアタッチメントで挟んで使用します。
このゴムがカギを開閉する度にどんどんずれていきます。
その際に無理な力がかかり、本体もずれていきます。
正直、以前の機種の方がまだましで
Proに変えてから1週間もたたずにエラーでカギが開かなくなってしまいました…
※カギの種類によって問題が起こらないこともあると思われます。
電池の耐久期間が短い
Proになって、単三電池4本を使用する構造に変わりました。
以前の特殊電池から単三に変わったのは非常にありがたいです。
そして電池の持ちは180日→260日にアップしたそうです!
実際に使用していますが、
60日持てばいい方です!
購入してから2カ月持った試しがありません。
え?もう交換なの?という速さで電池交換の通知が来ます。
一年に1度交換するだけで良いQrio Lockに比べると
この耐久力はつらい…
カギの開け閉めがボタン式でエラー頻出
Swich BotロックProの新機能で、鍵の開閉はボタンを押して行うようになりました。
↓の写真の赤い部分のボタンを押して開閉します。
これが意外な落とし穴で、2つの問題が頻発します。
ボタン式の良くない点1:カギが開かない、閉まらない
そもそもパワー不足であかないことが多いのに、
内側からも電動で開け閉めしなければならないので、
鍵を閉めるのに、スマートロックを付ける前より時間がかかります。
手動では鍵の操作が出来ないので、
エラーを何度も出しながらボタンを押して、
鍵が閉まってくれるのを祈るしかありません。
ボタン式の良くない点2:無理やり回すと本体がずれる。
ボタンを押さずに、手でこの部分を回すと、
余計な力がかかってしまうのか、本体がずれてしまいます。
そのため、どれだけエラーが出ても、
ボタンを押して閉めるしかありません。
また、子どもの友人や私の友人が家に遊びに来た際、
帰るときにカギの開け方がわからず、
無理やりこのボタン部分をひねって開けてしまいます。
これによりほぼ100%アタッチメントがずれます。
Swich Botスマートロックの使用をやめた1番の理由
Swich Botスマートロックの使用をやめた1番の理由は
子どもの帰宅時にカギが開かない可能性がある
からです。
今まで書いてきた通り、アタッチメントのずれにより、
カギが開かないことが多くなりました。
大人は物理キーを持っているので問題なかったのですが、
子どもには物理キーを持たせていませんでした。
そもそも物理キーを持たなくて済むからスマートロックを導入したので…
学校が終わって家に帰って来た子どもが、
指紋認証でカギをあけようとしても開かない…
困った子どもが学校に戻り、学校から電話がかかってくる、ということがありました。
この電話を受けたときに、Swich Botスマートロックの使用をやめようと決意しました。
カギをなくす心配がなく、
スマホを持ち歩く必要もない指紋認証は最高だったのですが、
カギが開かないのでは、意味がありません。
それでも、指紋認証はマジで最高なので、
興味がある方はぜひ1度使ってみてください。
いきなり購入するのが不安な方は、
Rentioで一度レンタルしてから購入することをお勧めします。
Qrio Lockに戻した感想
SwichBotスマートロックからQrio Lockに戻しましたが、
Qrio Lock凄いです!
SwichBotスマートロックを使うまでそのすごさに気付きませんでしたが、
カギの開閉で不満を感じることが一度もありません。
非常にスムーズです。
カギは毎日何度も使うので当たり前に開け閉め出来ることが非常に大切です。
Qrio Lockに指紋認証が出てくれれば一番最高なので、
その日を心待ちにして、今後もQrio Lockを使っていこうと思います。
SwichBotスマートロックは安価ですが、
安心を買うなら、Qrio Lockをお勧めします。